GAME GUIDE

麻雀ルール完全ガイド

基本ルールから役・待ちの形・点数計算・三麻まで。初心者でも迷わないリファレンス。

CONTENTS
01

基本ルール

👥

人数

基本は4人。東南西北の4家で対戦。三人麻雀(三麻)は3人でプレイ。

🀄

牌の枚数

全136枚(34種×4枚)。花牌を使う場合は最大144枚。

🎯

目的

13枚の手牌を組み合わせ、14枚で和了(あがり)の形を作る。

🔄

局の進行

東1〜4局が「東場」。続いて南場(南1〜4局)。最低8局が1ゲーム。

💰

持ち点

各プレイヤーは25,000点からスタート(ルールによっては30,000点)。

🏆

勝利条件

全局終了後に最も多くの点数を持つプレイヤーが勝者。

ゲームの流れ:
配牌
13枚
ツモ
1枚引く
打牌
1枚捨てる
鳴き/和了
任意
繰り返す
02

牌の種類

牌は「数牌(しゅうぱい)」と「字牌(じはい)」の2種類に分かれる。

種類読み内容枚数
🀇〜🀏 萬子マンズ一萬〜九萬の数牌。漢数字が入っている。36枚
🀙〜🀡 筒子ピンズ一筒〜九筒の数牌。円形の模様。36枚
🀐〜🀘 索子ソーズ一索〜九索の数牌。竹・鳥の模様。36枚
東南西北 風牌カゼハイ東・南・西・北の字牌。16枚
中発白 三元牌サンゲンパイ中(チュン)・發(ハツ)・白(ハク)の字牌。12枚
数牌の並び: 1〜9の連番があり、隣り合う3枚(例:3-4-5)で順子が作れる。字牌は順子を作れない。
03

面子の組み方

和了の基本形は「4面子(メンツ)+1雀頭(ジャントウ)」。面子には3種類ある。

SHUNTSU — 順子
3
マン
4
マン
5
マン

同種の連続する3枚。字牌では作れない。

KŌTSU — 刻子
7
ピン
7
ピン
7
ピン

同じ牌3枚のセット。

KANTSU — 槓子
カゼ
カゼ
カゼ
カゼ

同じ牌4枚。カン宣言が必要。

JANTŌ — 雀頭(対子)
サンゲン
サンゲン

頭(アタマ)。同じ牌2枚。

行動条件効果
チー上家(左隣)の捨て牌で順子を作るとき鳴き。門前(メンゼン)が崩れる
ポン誰の捨て牌でも刻子を作るとき鳴き。同一捨て牌へのチーより優先
カン槓子を作るとき(大明槓・小明槓・暗槓)ドラが1枚増える。嶺上牌をツモる
リーチ門前テンパイ時に1,000点棒を供托1役確定。一発・裏ドラの権利
04

待ちの形(テンパイの種類)

テンパイとは「あと1枚であがれる状態」。待ちの形は5種類あり、符計算にも直結する。

緑の点線枠=あがり牌(待っている牌)

両面待ち リャンメン +0符
4
マン
5
マン
3
or
6
マン

連番2枚の両端を待つ。最もあがりやすい形で、ピンフの条件でもある。符の加算なし。

嵌張待ち カンチャン +2符
4
マン
6
マン
5
マン

飛び番2枚の間を待つ。1種類しか当たり牌がなく、符が2符加算される。

辺張待ち ペンチャン +2符
1
ソー
2
ソー
3
ソー
8
ピン
9
ピン
7
ピン

1-2(3待ち)または 8-9(7待ち)の端を待つ形。延ばせる方向が1方向のみで、符2符加算。

単騎待ち タンキ +2符
カゼ
カゼ

4面子が完成しており、雀頭(対子)だけを待つ形。1種類のみ当たり。符2符加算。

双碰待ち シャボ +0符
2
マン
2
マン
サンゲン
サンゲン
2
or
どちら

対子が2セットあり、どちらかが刻子になればあがれる。2種類が当たり牌。符加算なし。

符計算との関係: 待ちの形が嵌張・辺張・単騎の場合は +2符 が加算される。両面・双碰は加算なし。符計算の「待ちの符」の正体はこれ。
05

和了(あがり)の条件

ツモ和了

自分でツモった牌で和了。「メンゼンツモ」は1役つく。

ロン和了

他家が捨てた牌で和了。その捨てた人(放銃者)が全額支払い。

役が必要

和了には必ず1つ以上の役が必要(アリアリルールの後付けを除く)。

フリテン

自分の捨て牌に和了牌がある状態。ロン和了ができない。ツモは可能。

特殊形: 七対子(チートイツ:異なる対子7セット)・国士無双(コクシムソウ:1・9・字牌を全種)は例外の和了形。
06

役一覧

喰い(鳴き後)で翻数が下がる役は「喰い◯翻」と表記。

役名翻数説明鳴き
リーチ1門前テンパイで1,000点供托しリーチ宣言門前
門前清自摸和(メンゼンツモ)1鳴かずにツモ和了門前
平和(ピンフ)1全て順子+両面待ち+雀頭が役牌でない門前
断么九(タンヤオ)1 / 喰い1手牌に1・9・字牌がない鳴き可
一盃口(イーペイコー)1同種同数の順子が2セット門前
役牌(三元牌・自風・場風)1中・發・白、または自分の風牌・場風牌の刻子鳴き可
嶺上開花(リンシャンカイホー)1カン後の嶺上牌でツモ和了鳴き可
海底撈月(ハイテイ)1最後の牌でツモ和了鳴き可
河底撈魚(ホーテイ)1最後の捨て牌でロン和了鳴き可
槍槓(チャンカン)1相手の小明槓の牌でロン和了鳴き可
一発1リーチ後、最初のツモ/ロンで和了(鳴きなし)門前
ドラ / 赤ドラ+1ドラ表示牌の次の牌。含むごとに翻加算鳴き可
七対子(チートイツ)2異なる対子7セット門前
対々和(トイトイ)2 / 喰い2全て刻子・槓子鳴き可
三色同順(サンショクドウジュン)2 / 喰い1三種の数牌で同じ数の順子鳴き可
三色同刻(サンショクドウコー)2 / 喰い2三種の数牌で同じ数の刻子鳴き可
一気通貫(イッキツウカン)2 / 喰い1同種で1-2-3・4-5-6・7-8-9の順子鳴き可
混全帯么九(チャンタ)2 / 喰い1全面子に1・9・字牌が含まれる鳴き可
三暗刻(サンアンコー)2暗刻3セット門前
小三元(ショウサンゲン)2 / 喰い2三元牌2種が刻子・1種が雀頭鳴き可
ダブルリーチ2第一打でリーチ(配牌テンパイ)門前
混一色(ホンイツ)3 / 喰い21種の数牌+字牌のみで和了鳴き可
純全帯么九(ジュンチャン)3 / 喰い2全面子に1・9が含まれる(字牌なし)鳴き可
二盃口(リャンペイコー)3一盃口が2セット門前
清一色(チンイツ)6 / 喰い51種の数牌のみで和了鳴き可
国士無双(コクシムソウ)役満1・9・全字牌の13種各1枚+どれか1枚門前
四暗刻(スーアンコー)役満4面子すべて暗刻門前
大三元(ダイサンゲン)役満中・發・白すべて刻子鳴き可
字一色(ツーイーソー)役満全て字牌鳴き可
緑一色(リューイーソー)役満2・3・4・6・8索+發のみ鳴き可
清老頭(チンロートー)役満全て1か9の数牌鳴き可
九蓮宝燈(チューレンポートー)役満同種で1-1-1-2-3-4-5-6-7-8-9-9-9+1枚門前
四槓子(スーカンツ)役満槓子を4セット鳴き可
天和(テンホー)役満親の配牌で即和了門前
地和(チーホー)役満子の第一ツモで和了門前
小四喜(ショースーシー)役満風牌3種が刻子・1種が雀頭鳴き可
大四喜(ダイスーシー)ダブル役満風牌4種すべて刻子鳴き可
07

点数計算

点数は「符(フ)×翻数」をもとに算出される。各テーブルはコピー可能。

ロン早見表

30符
1翻1,000
2翻2,000
3翻3,900
4翻7,700
40符
1翻1,300
2翻2,600
3翻5,200
4翻7,700
50符
1翻1,600
2翻3,200
3翻6,400
4翻9,600
60符
1翻2,000
2翻3,900
3翻7,700
4翻9,600

役満・満貫一覧

ロン点数(子 / 親)
名称条件子ロン親ロン
満貫5翻〜(または4翻70符)8,00012,000
跳満6〜7翻12,00018,000
倍満8〜10翻16,00024,000
三倍満11〜12翻24,00036,000
役満13翻以上または役満役32,00048,000
ダブル役満大四喜など(ルール依存)64,00096,000

ツモ時:満貫は子2,000点オール(親4,000点オール)。役満は子8,000点オール(親16,000点オール)。

符の計算

要素符数
基本符(副底)30符(ロン)/ 20符(ツモ・七対子)
ツモ和了+2符
明刻(数牌2〜8)+2符、么九牌(1・9・字牌)は+4符
暗刻+4符、么九牌は+8符
明槓+8符、么九牌は+16符
暗槓+16符、么九牌は+32符
雀頭(役牌)+2符
待ちの形(嵌張・辺張・単騎)+2符(両面・双碰は0)← 待ちの形参照
ピンフ形ツモ20符固定
08

三人麻雀(三麻)の主な違い

ネット麻雀の影響で三麻から入るプレイヤーも増加。四麻との主な違いを押さえておこう。

項目四麻(通常)三麻
人数4人3人(東・南・西家)
使用牌136枚(全種)108枚。二萬〜八萬を除外(一・九萬のみ残す)
北牌の扱い字牌として通常使用抜きドラ:北をツモったら宣言して脇に置き、ドラ+1。最大4枚抜ける。
ツモの点数払い子は親2倍・子同士等分北家がいないため残り2人で等分払い(満貫ツモは各2,000点など)
基本点数25,000点スタートが多い40,000点スタートが多い(ルール依存)
局数東南場(8局〜)東場3局または東南場6局が一般的
役の注意点通常通り萬子の2〜8がないため、清一色・ホンイツは萬子では困難
注意: 三麻のルールはプラットフォームや地域によって大きく異なる(北抜きの有無・チーの可否など)。対局前にルール確認を推奨。
09

アリアリ・ナシナシ

日本麻雀には大きく2つのルール体系がある。事前に確認しておくと混乱を避けられる。

ルール喰いタン後付け(アト)採用例
アリアリ あり あり ネット麻雀・一般的な雀荘の多くで採用
ナシナシ なし なし 競技麻雀・一部の地方ルール
喰いタンとは: 鳴き(チー・ポン)を使いながらタンヤオで和了すること。アリアリなら1翻として認められるが、ナシナシでは役なし扱いで和了不可。
後付けとは: 配牌時点では役がない状態で鳴きを進め、最後に役が完成する形。アリアリでは合法、ナシナシでは原則禁止。
10

マナー・よくある疑問

項目内容
発声の重要性「ポン」「チー」「ロン」「リーチ」はしっかり発声する。声なしの操作は後からトラブルになりやすい。
ポン・チーの優先順位同じ捨て牌に複数の宣言が重なった場合、ロン > ポン・カン > チーの順が優先。ポンはチーより常に優先される。
喰い替え禁止ポン・チーをした牌と同種の牌を即座に捨てること(喰い替え)は禁止。同種でも番号違い(筋喰い替え)の扱いはルールによる。
空ポン・空ロン実際に鳴けない・和了できない状態で発声してしまうこと。チョンボになる場合がある。確認してから宣言する習慣を。
牌の扱い打牌は静かに置く。叩きつけるのはマナー違反。リーチ後の手牌は触らない。
テンパイ宣言(流局時)流局時にテンパイの場合、手牌を開示してテンパイ宣言が必要。ノーテンのまま宣言はチョンボ。
リーチ後の誤打牌リーチ後は手牌を変えられない。ツモ牌を手牌に混ぜてしまうとチョンボになる可能性あり。
ダブロン・頭ハネ1枚の捨て牌に2人以上がロンした場合、多くのルールでは放銃者に近い1人のみが和了(頭ハネ)。ダブロンありのルールも存在する。
11

用語集

用語説明
親(オヤ)・子(コ)東家が親。和了・流局で親が変わる(連荘除く)。親の点数は子の1.5倍。
本場(ホンバ)連荘や流局で積まれるカウント。1本場ごとにあがり点+300点。
供托(クウタク)リーチ棒など場に置かれた点棒。和了者が総取り。
流局(リュウキョク)牌が尽きて誰もあがれなかった場合。テンパイの有無で点数移動。
チョンボ誤和了・錯和など反則行為。満貫相当の罰則(ルール依存)。
裏ドラリーチ和了時にめくれるドラ表示牌の下。ドラが増える。
嶺上牌(リンシャンパイ)王牌(ワンパイ)の嶺上にある牌。カン後にツモする。
王牌(ワンパイ)山の最後14枚。ドラ表示牌と嶺上牌を含み、通常ツモしない。
飛び(トビ)持ち点がマイナスになること。その時点でゲーム終了(ルール依存)。
オカ・ウマ順位ボーナス。1位に30,000点オカ+ウマ20,000点が加算されるなど(ルール依存)。